5ギガはどれくらい?できることやギガを節約する方法を解説
2023.10.27
スマホのプランを選択するときに、考慮する要素の一つとして挙げられるのがデータ容量です。スマホプランのデータ容量は、1ギガ、3ギガ、10ギガなど携帯電話会社によってさまざまです。中には、5ギガプランを検討していて、5ギガでは何がどれくらいできるのか知りたいと思っている人もいるでしょう 。
この記事では、5ギガプランでできることやおすすめな人、5ギガプランを提供している格安SIMなどを紹介します。5ギガプランを検討している人は、ぜひ参考にしてプランを選んでみてください!
- そもそもギガとはなに?
- 5ギガでどれくらいのことができる?用途別で紹介
- 5ギガ以外のデータ通信量だとどれくらいのことができる?
- - 2ギガ
- - 7ギガ
- - 10ギガ
- - 20ギガ
- スマホの5ギガプランがおすすめな人
- 5ギガプランを提供しているおすすめの格安SIM
- - mineo
- - イオンモバイル
- - IIJmio
- - NUROモバイル
- - J:COM MOBILE
- - LinksMate
- - y.u mobile
- スマホのギガを節約する方法
- - 街のフリーWiFiを利用する
- - 自宅では固定回線のWiFiを使う
- - ポケットWiFiを利用する
- - 1日のデータ通信量をこまめにチェックする
- - 動画視聴するなら画質を低く設定する
- - アプリの自動アップデートをオフにする
- 5ギガでできることは限られる!データ通信量を上手く節約しよう
そもそもギガとはなに?
5ギガプランについて詳しく説明する前に、基礎知識として、そもそもギガ(ギガバイト)とは何かを知っておきましょう。
ギガとは、簡単に言うとデータ容量を指す言葉です。データ容量の単位には、ギガバイトやメガバイト、キロバイトなどがあります。1キロバイトの約1000倍がメガバイト、メガバイトの約1000倍がギガバイトです。
スマホやポケットWiFiの多くのプランは、データ通信量ごとにプランが設定されています。契約した分のギガを使い切ってしまうと、通信制限がかかって速度が遅くなってしまいます。
5ギガでどれくらいのことができる?用途別で紹介
では、5ギガあればいったいどれくらいのことができるのでしょうか。Webページの閲覧や動画視聴、音楽再生など用途別の目安は以下の通りです。
Webページ閲覧 | ニュースサイトで約1万7500ページ |
動画視聴(YouTube) | 中画質(480p)で約10時間 |
音楽再生 | Spotifyの標準音質で約1250曲(1曲約5分) |
LINE | 音声通話:約280時間 ビデオ通話:約16時間 |
Web会議(ZOOM) | カメラオン:約7時間30分 カメラオフ:約120時間 |
SNS(ツイッター閲覧) | 約20時間 |
メールの送受信(テキストのみ) | 約1万2000通 |
5ギガあれば、Webページ閲覧は約1万7500ページ、データ消費量の多い動画視聴でも約10時間も楽しめます。普段スマホを使うのはWebページ閲覧やLINEでのやり取りが中心という人であれば、十分な容量であると感じられるのではないでしょうか。
5ギガ以外のデータ通信量だとどれくらいのことができる?
5ギガと別の容量を比較しながらプランを検討している場合、5ギガ以外の容量ではどれほどのことができるのか気になるかもしれません。そこで、2ギガ・7ギガ・10ギガ・20ギガのそれぞれで、1ヶ月にどれくらいのことができるのかを見てみましょう。
2ギガ
Webページ閲覧 | ニュースサイトで約7000ページ |
動画視聴(YouTube) | 中画質(480p)で約4時間 |
音楽再生 | Spotifyの標準音質で約500曲(1曲約5分) |
LINE | 音声通話:約110時間 ビデオ通話:約6時間30分 |
Web会議(ZOOM) | カメラオン:約3時間 カメラオフ:約50時間 |
SNS(ツイッター閲覧) | 約8時間 |
メール(テキストのみ) | 約4000通 |
2ギガでも、ニュースサイトを約7000ページも閲覧できます。LINEの音声通話は約110時間、ZOOMのWeb会議でもカメラオフなら約50時間可能です。メールやテキスト中心のSNS、Web閲覧を主に利用するライトユーザーなら、2ギガでも十分でしょう。
7ギガ
Webページ閲覧 | ニュースサイトで約2万4500ページ |
動画視聴(YouTube) | 中画質(480p)で約14時間 |
音楽再生 | Spotifyの標準音質で約1750曲(1曲約5分) |
LINE | 音声通話:約385時間 ビデオ通話:約22時間 |
Web会議(ZOOM) | カメラオン:約10.5時間 カメラオフ:約175時間 |
SNS(ツイッター閲覧) | 約28時間 |
メール(テキストのみ) | 約1万4000通 |
7ギガになると、できることはぐっと増えます。ニュースサイトの閲覧は約2万4500ページ、中画質の動画視聴は約14時間可能です。高画質の動画を長時間再生したりオンラインゲームをしたりしなければ、大抵の人は7ギガで十分かもしれません。
10ギガ
Webページ閲覧 | ニュースサイトで約3万5000ページ |
動画視聴(YouTube) | 中画質(480p)で約20時間 |
音楽再生 | Spotifyの標準音質で約2500曲(1曲約5分) |
LINE | 音声通話:約550時間 ビデオ通話:約32時間30分 |
Web会議(ZOOM) | カメラオン:約15時間 カメラオフ:約250時間 |
SNS(ツイッター閲覧) | 約40時間 |
メール(テキストのみ) | 約2万通 |
10ギガプランでは、ニュースサイトの閲覧は約3万5000ページ、中画質の動画再生は約20時間可能です。音楽再生も約2500曲再生可能なので、日頃音楽をよく聴くという人も困ることはないでしょう。一方、動画を毎日視聴していると、ギガが足りなくなってしまう可能性があります。
20ギガ
Webページ閲覧 | ニュースサイトで約7万ページ |
動画視聴(YouTube) | 中画質(480p)で約40時間 |
音楽再生 | Spotifyの標準音質で約5000曲(1曲約5分) |
LINE | 音声通話:約1100時間 ビデオ通話:約65時間 |
Web会議(ZOOM) | カメラオン:約30時間 カメラオフ:約500時間 |
SNS(ツイッター閲覧) | 約80時間 |
メール(テキストのみ) | 約4万通 |
20ギガのプランでは、ニュースサイトの閲覧は約7万ページ、中画質の動画再生は約40時間可能です。動画をたくさん見たい人や、ビデオ通話やWeb会議をよく使う人は、20ギガ以上の大容量プランがおすすめです。
スマホの5ギガプランがおすすめな人
スマホの5ギガプランがおすすめなのは、そこまでたくさんインターネットを利用しないものの、2〜3ギガプラン程度だと月のデータ通信量が足りない人です。動画視聴やビデオ通話を利用していると、2ギガや3ギガでは容量を使い切ってしまう可能性があります。5ギガプランなら、動画視聴は中画質(480p)で約10時間、LINEのビデオ通話は約16時間できるので、足りなくなってしまう可能性は低いでしょう。
5ギガプランは、毎月のスマホ料金をできる限り安く抑えたい人にもおすすめです。実用性の高い5ギガプランは各携帯電話会社が力を入れているため、コストパフォーマンスに優れています。5ギガプランが1,000円以内に設定されていることも多く、ある程度のデータ通信を楽しみながらスマホの料金も安く抑えられます!
5ギガプランを提供しているおすすめの格安SIM
では、5ギガプランを提供しているのは具体的にどこの携帯電話会社なのでしょうか。ここからは、5ギガプランを安く契約したい人に向けて、おすすめの格安SIM会社を7つ紹介します!
mineo
引用元:mineo
mineoでは、5ギガプラン(デュアルタイプ)の料金は1,518円(税込) です。
mineoは大手キャリアの通信設備を利用しているので、つながりやすさや使えるエリアは大手キャリアと同じなのが特徴。1ギガ・5ギガ・10ギガ・20ギガの4つのコースの中から、自分に合うデータ容量を選べます!
mineoは、タウンWiFiというフリーWiFi自動接続アプリを利用すればさらにお得に利用できます。タウンWiFiとは、街中のフリーWiFiに接続することでポイントが貯められるお得なアプリ。貯めたポイントは各種共通ポイントに交換できるほか、mineoのパケットに交換することも可能です。
タウンWiFiは、mineoユーザー限定でお昼時間のWiFi接続が通常時でポイント2倍、キャンペーン期間中はなんと5倍にもなり、お得にポイントが貯まります!さらに、貯めたポイントは1GB=2,000ポイントというとってもお得な交換率で交換可能(※タウンWiFiの2,000ポイントは20円相当)。実際にmineoユーザーさんは、1か月で平均2GBものパケ活に成功しています!
イオンモバイル
IIJmio
NUROモバイル
J:COM MOBILE
引用元:J:COM MOBILE
J:COM MOBILEは、5ギガが月額1,628円(税込)です。テレビやインターネット、固定電話、電気などJ:COMの他のサービスを契約すると、5ギガプランは月額1,078円(税込)になります。
データ通信量を使い切って速度制限がかかっても、最大1Mbps(※10ギガ・20ギガの場合)と比較的通信速度が速いのが特徴。データ容量が余った月は、余剰分を翌月に繰り越しできます。
J:COM MOBILEは、Webからの申し込みで初期設定サポートという無料のサービスを利用できます。面倒な初期設定を遠隔で操作しながら案内してもらえるので、手続きに不安がある人も安心です。
LinksMate
y.u mobile
引用元:y.u mobile
y.u mobileは、シングル(5ギガ)の場合は月額1,070円(税込) です。
契約したすべてのギガは有効期限がなく、未使用分は100ギガまで永久に繰り越しができます。データチャージした分が無駄にならないので、自分がどれくらい利用するか分からないという人も安心です。
y.u mobileで音声通話SIMを契約すると、修理費用保険サービスが付帯されます。毎月負担する保険料は0円で、修理費用は年間3万円までカバーされるお得な保険です。
スマホのギガを節約する方法
毎月利用できるデータ容量が決まっているなら、ギガを節約する方法を知っておくと便利です。月末でデータ容量を使い切ってしまいそうな時などは、賢くギガを節約しながらインターネットを使いましょう!
街のフリーWiFiを利用する
外出する際には、カフェやレストラン、駅などで利用できるフリーWiFiを積極的に活用するのがおすすめです。
フリーWiFiをよく使うのであれば、タウンWiFiアプリを一緒に使いましょう!タウンWiFiは、街のフリーWiFiにログインすることなく自動接続ができる便利なアプリです。フリーWiFiへの接続やクイズなどのコンテンツを利用することでポイントも貯められるので、とてもお得です!
アプリ内のマップでは、現在地付近で利用可能なWiFiを検索することもできます。遅いWiFiや使えないWiFiなどには接続しないように設定することも可能なので便利です。
自宅では固定回線のWiFiを使う
自宅用にWiFiの固定回線を契約しているなら、自宅では固定回線でインターネットを利用しましょう。固定回線のWiFiは、毎月定額でデータ容量の制限がありません。動画のダウンロードなどたくさんのデータを消費する時は、固定回線を使うのがおすすめです。
一人暮らしをするのであれば、WiFi付きの物件を選ぶのもよいでしょう。
ポケットWiFiを利用する
スマホのデータに加えて、ポケットWiFiを活用する手もあります。ポケットWiFiは固定回線よりも料金が安く済むことが多く、データ使用量も無制限のプランを選べます。端末は小さくて持ち運びできるので、外でもインターネットをよく使うという人におすすめの方法です。
1日のデータ通信量をこまめにチェックする
データ通信量を節約するなら、普段どのくらいのデータ容量を使っているのか把握することも大切です。日頃からデータ通信量をチェックすることで、どのアクションのデータ消費量が多いのかなども把握でき、日々の使い方を工夫しやすくなります。
データ通信量は、スマホ端末の「設定」から確認が可能です。また、契約している通信会社のマイページや公式アプリなどから確認することもできます。
動画視聴するなら画質を低く設定する
動画を視聴すると、多くのデータを消費します。YouTubeなどを視聴する場合は、画質を低くすることでデータ消費量を抑えられます。動画の設定画面から画質を一度確認してみて、低い画質でも視聴に問題ないかどうか試してみるとよいでしょう。
画質を下げても特に気にならないのであれば、動画の視聴やダウンロードをするときには低画質に設定しておくのがおすすめです。
アプリの自動アップデートをオフにする
スマホにダウンロードしているアプリの自動更新がオンになっていると、アプリがアップデートされたときに自動的に更新されます。この設定はいつも最新版のアプリを使えるメリットがある反面、WiFiがない場所にいても自動更新によりデータ通信量を使ってしまうので、注意が必要です。自動更新の設定はオフにできるため、必要がなければオフに設定しておくとよいでしょう。
5ギガでできることは限られる!データ通信量を上手く節約しよう
この記事では、1ヶ月に5ギガでどれくらいのことができるのかを紹介してきました。5ギガではWebページの閲覧やメールの送信はたくさんできるものの、頻繁に動画を閲覧したりオンラインミーティングに参加したりしていると、データを使い切ってしまう可能性があります。契約しているギガ数を十分に活用したいなら、データ通信量を節約するなど工夫しながら上手に利用することが大切です。
今回は5ギガプランが選べる格安SIMも紹介したので、通信会社の乗り換えを検討している人はぜひ参考にしてみてください。また、通信量を節約するなら、手軽に街のフリーWiFiに接続できるタウンWiFiの利用がおすすめです!お得なアプリを上手に使って、5ギガでも十分にインターネットを楽しみましょう。
この記事を書いた人