スマホの機種変更を自分で行うには?具体的な方法や事前準備を解説
2024.11.14
スマホの機種変更を自分でやりたいと思っていても、何から始めたらいいのか分からないという人は多いかもしれません。スマホの機種変更を自分で行うには、どうすればいいのでしょうか?この記事では、スマホの機種変更を自分で行う方法やバックアップやデータ移行、機種変更前の準備などを詳しく解説するので、ぜひ参考にして下さい!
ただし、バックアップ方法やデータ移行については、ご自身でも公式サイトなどを確認して正確に行なって下さい。
- スマホの機種変更のタイミングは?
- スマホの機種変更を自分でする方法とは?
- - キャリアのオンラインショップを利用する
- - SIMフリー端末を購入する
- オンラインショップから自分で機種変更する主なメリット
- - 来店不要で待ち時間がない
- - 事務手数料0円で手続きできるキャリアもある
- - 不要な勧誘やコミュニケーションがない
- キャリア別:オンラインショップから自分で機種変更する方法
- - ドコモ
- - ソフトバンク
- - au
- スマホの機種変更を自分でする際のデータのバックアップの手順
- - iPhoneのケース
- - Androidのケース
- スマホの機種変更を自分でした後に行うデータ移行のやり方
- - iPhoneからiPhoneへのデータ移行方法
- - AndroidスマホからAndroidスマホへのデータ移行方法
- - iPhoneとAndroidスマホ間のデータ移行方法
- スマホの機種変更を自分でする際にしておきたいその他の事前準備
- - おサイフケータイの引き継ぎ
- - スマホ決済(QRコード)の引き継ぎ
- - アプリなどのログイン情報の確認
- - キャリアメールの引き継ぎ
- 機種変更する際に自分でデータ移行できない場合はどうすればいい?
- 機種変更した後の古いスマホの処分方法
- スマホの機種変更を自分でする際の注意点
- - eSIMの設定にはWi-Fi環境が必要になる
- - 分割払いの場合は分割支払金残額を確認しておく
- スマホの機種変更を自分でする際には料金プランの見直しも行おう
- スマホの機種変更を自分で行ってみよう!
スマホの機種変更のタイミングは?
スマホの買い替えや機種変更のタイミングの目安は、以下の通りです。
- バッテリーの減りが早い
- 動作が重く感じる
- 料金プランを見直したい
- 使いたい機能がない
バッテリーが消耗してきたり、本体の容量に空きがなくなってきたりすると、スマホの動作が遅くなります。レスポンスが遅くて快適に使えなくなってきたと感じたら、買い替えのサインかもしれません。料金プランを見直したい時や、今使っているスマホの機能に満足できない時も、買い替えを検討するのにおすすめのタイミングです!
スマホの機種変更を自分でする方法とは?
スマホの機種変更を自分でするには、大きく2つの方法があります。
キャリアのオンラインショップを利用する
店頭に出向かずに自分で機種変更するなら、キャリアが用意しているオンラインショップを利用する方法があります。オンラインショップなら、機種選びからプランの手続き、機種の受け取りまで自宅で完結できます。忙しい人や、ショップが近くにない人などにおすすめの方法です。
SIMフリー端末を購入する
メーカーの公式サイトや家電量販店で、自分でSIMフリーの端末を購入する方法もあります。現在契約しているキャリアからスマホを購入しない場合は、この方法がおすすめです。キャリアで販売されている端末ラインナップに欲しい商品が見つからない場合も、この方法が良いでしょう。
オンラインショップから自分で機種変更する主なメリット
オンラインショップから端末を購入し、自分で機種変更することにはさまざまなメリットがあります。
来店不要で待ち時間がない
オンラインショップなら、わざわざ店頭まで出向く必要がありません。実店舗なら、来店した時に混雑していると待たされるケースもありますが、オンラインなら待ち時間もなくスムーズに手続きができます。往復の交通費や時間を節約でき、24時間いつでも申し込みが可能です。
事務手数料0円で手続きできるキャリアもある
キャリアによっては、オンラインショップでは事務手数料が0円で、お得に機種変更手続きができます。
例えば、ドコモでは通常、機種変更の際に3,850円(税込)の事務手数料がかかります。しかし、ドコモオンラインショップで機種変更の手続きをすると、事務手数料はかかりません。オンラインショップで購入した端末の送料も無料で、手続きする時にかかる費用を節約できます。
不要な勧誘やコミュニケーションがない
店舗で手続きをする場合は、店舗スタッフにオプションサービスや光回線などの勧誘をされる場合があります。対面でセールストークを聞かされるのをストレスに感じる人は多いものです。もちろん、不要なサービスやオプションは断って構わないのですが、断るのを負担に感じる人もいるでしょう。
オンラインショップなら、店舗スタッフからの不要なセールストークや勧誘がなく、自分のペースで手続きができます。スタッフとの対面のコミュニケーションに精神的な負担を感じる人には、オンラインショップがおすすめです。
キャリア別:オンラインショップから自分で機種変更する方法
この段落では、オンラインショップでの手続きの方法をキャリアごとに解説します。
ドコモ
【用意するもの】
- 電話番号のdアカウント
- クレジットカードまたは銀行口座
【手続きの流れ】
- オンラインショップで機種を選択する。
- 受け取り方法や料金プランなどを選択し、申し込み手続きをする。
- 注文完了後、機種を受け取る。
ソフトバンク
【用意するもの】
- My SoftBank アカウント or 携帯電話番号+暗証番号
【手続きの流れ】
- オンラインショップで機種を選択し、受け取り方法を指定する。
- 料金プランなどを選択して申し込む。
- 機種を受け取る。
ソフトバンクでは、オンラインショップで注文した機種をソフトバンクショップで受け取る「店舗受け取りサービス」も利用できます。
au
【用意するもの】
- au ID・パスワード
- 本人確認書類(※対象サービスご利用の場合)
- クレジットカード(※一括払いの場合)
【手続きの流れ】
- 希望の商品と受け取り方法を選択する。
- au IDを確認してログインする。
- 料金プランなど注文内容を入力する。
- 注文完了後、機種を受け取る。
スマホの機種変更を自分でする際のデータのバックアップの手順
スマホの機種変更を自分でする場合、データを新しい端末に移行する必要があります。その際の、データのバックアップの手順をOS別に解説します。
iPhoneのケース
- Wi-Fiに接続する。
- 「設定」アプリから「iCloud」をタップする。
- 「iCloud バックアップ」を選ぶ。
- 「今すぐバックアップを作成」をタップする。
バックアップの対象となるデータは、以下の通りです。
- デバイスの設定、ホーム画面のレイアウト、アプリの配置
- 写真、ビデオ、メッセージ、アプリのデータ
- Apple Watch のバックアップ
- その他、購入済みの着信音や Visual Voicemail のパスワードなど
Androidのケース
Androidのデータを、Googleアカウントでバックアップする方法は以下の通りです。
- 設定アプリを開く。
- 「Google」を選び、「バックアップ」をタップする。
- 「今すぐバックアップ」をタップする。
バックアップの対象となるデータは、以下の通りです。
- デバイスの設定
- アプリとアプリのデータ
- Googleフォトの写真や動画
- 連絡先
- 通話記録
- SMS、MMS、RCSのメッセージ
スマホの機種変更を自分でした後に行うデータ移行のやり方
データをバックアップできたら、次は新しい端末にデータを移行しましょう。この段落では、スマホの機種変更を自分でした後に行うデータ移行のやり方を解説します。
iPhoneからiPhoneへのデータ移行方法
iPhone同士なら、Appleの「クイックスタート」という機能でバックアップしたデータを移行できます。
- 古いiPhoneをWi-Fiに接続し、Bluetoothをオンにする。
- 新しいiPhoneを近くに置き、電源を入れたら、画面の案内に従って設定を開始する。
- 新しいiPhoneにアニメーションが表示されたら、古いiPhoneでスキャンする。
- 新しいiPhoneに古いiPhoneのパスコードを入力する。
- 新しいiPhoneでFace ID・Touch IDの設定をする。
- データの転送を開始する。
AndroidスマホからAndroidスマホへのデータ移行方法
Android同士の場合は、Googleアカウントにバックアップしたデータを新しいスマホで復元すれば、簡単にデータ移行ができます。
- 新しいAndroid で初期設定をする。
- 古いスマホで使用していたGoogleアカウントでログインする。
この他、USBケーブルやSDカードを使っても、データのバックアップや移行ができます。キャリアが提供しているアプリを使って移行することも可能です。
iPhoneとAndroidスマホ間のデータ移行方法
AndroidからiPhoneに乗り換える場合は、「iOS に移行」アプリを利用することでデータを移行できます。「iOS に移行」で移行できる主なデータは以下の通りです。
- カメラで撮った写真やビデオ
- 連絡先
- ファイルやフォルダ
- SMS
- 表示の設定
- アクセシビリティの設定
- メールアカウント
- カレンダーなど
iPhoneからAndroidに乗り換える場合は、機種によってはUSBケーブルで接続すればデータの移行が可能です。移行できる主なデータは以下の通りです。
- 連絡先
- 写真や動画
- SMS
- メモ
- 音楽
- カレンダーなど
また、キャリアが提供しているデータ移行サービスを利用するのも一つの手です。例えば、auなら「データお引っ越し」というアプリを提供しています。楽天モバイルには、ショップスタッフがデータ移行をサポートする「データ移行サポート」というオプションサービスがあります。
スマホの機種変更を自分でする際にしておきたいその他の事前準備
スマホの機種変更を自分でする際には、データのバックアップ以外にもやっておきたい手続きがあります。ここからは、押さえておきたいその他の引継ぎとその方法を解説します。
おサイフケータイの引き継ぎ
おサイフケータイは、端末のデータ移行とは別に、個別の引き継ぎが必要です。
【手順】
- 古いスマホのおサイフケータイアプリを、最新版にアップデートする。
- 古いスマホで、使用中のサービスの「カードを預ける(機種変更)」手続きをする。
- 新しいスマホで、古いスマホで使っていたGoogleアカウントでアプリにログインする。
- 新しいスマホで、使用中のサービスの「受け取る」を操作する。
スマホ決済(QRコード)の引き継ぎ
スマホ決済も、端末のデータ移行とは別で引き継ぎが必要です。PayPayや楽天ペイ、d払いなどのスマホ決済を利用している場合は、それぞれの公式サイトを確認して引き継ぎしましょう。
引き継ぎの手続きは面倒に感じるかもしれませんが、各公式サイトでは手順が分かりやすく解説されています。個人情報や支払いに関わる大切なことなので、確実に行いましょう。
アプリなどのログイン情報の確認
LINEやX、InstagramといったSNSアプリのログイン情報は、事前に控えておくことが大切です。アプリ内のデータを新しい端末に引き継げる場合でも、まずは新しい端末でログインしなければなりません。ログインIDやパスワードを忘れた場合は、登録しているメールアドレスに再設定の案内を送付してもらえば、再度設定できます。
オンラインゲームをしている場合は、データの引き継ぎを行っておく必要があります。やり方はゲームにより異なるので、公式サイトで確認しましょう。
キャリアメールの引き継ぎ
携帯電話会社を他社に乗り換えると、現在使用しているキャリアメールは使えなくなります。他社への乗り換えを検討している場合は、キャリアメールが使えなくなった時の対策法を考えておきましょう。
例えば、Gmailなど別のメールアドレスを取得し、サービスやアプリで利用していたメールアドレスを全て新しいメールアドレスに変更します。他社へ乗り換えた後もキャリアメールを使い続けたい場合は、有料のメール持ち運びサービスを契約する手もあります。
機種変更する際に自分でデータ移行できない場合はどうすればいい?
機種変更をするものの、どうしても自分でデータ移行ができない、または自分でデータ移行ができるか不安に感じる場合もあるでしょう。そんな時は、店頭でのサポートを受けると安心です。
例えば、auなら「au店頭サポート」があり、データ移行や端末の設定などのサポートを受けられます。docomoやソフトバンク、ワイモバイルなどでも同じようなサポートが提供されているので、確認してみましょう。
機種変更した後の古いスマホの処分方法
無事に機種変更ができたら、今度は古いスマホをどうやって処分したら良いのか気になるかもしれません。不要なスマホの処分方法は、廃棄や売却、下取りなどです。
廃棄する場合は、お住まいの自治体の指示に従って処分しましょう。売却するなら、スマホの買取ショップに売るか、フリマアプリなどに出品します。下取りに出す場合は、機種変更する前に申し込みが必要になるため、事前にチェックしておきましょう。
スマホの機種変更を自分でする際の注意点
スマホの機種変更を自分でする時には、いくつか気をつけたいことがあります。この段落では、知っておきたい注意点を2つ紹介します。
eSIMの設定にはWi-Fi環境が必要になる
eSIMに乗り換える場合には、開通手続きのためにWi-Fi環境が必要です。スムーズに変更手続きができるよう、安定していて安全に接続できるWi-Fi環境を用意しておきましょう。Wi-Fi環境がない場合は、利用中のキャリアの店舗で手続きが可能です。
分割払いの場合は分割支払金残額を確認しておく
現在のスマホの支払いを分割払いにしていて、まだ分割払いが残っている場合は、支払いが必要な残額を確認しておきましょう。分割払いの途中で機種変更をしても、未払いの残額は完済しなければなりません。新しい端末の支払いが開始された後も、古い端末の支払いが続くこともあるので、未払い残額や支払い完了予定月などを把握しておくと安心です。
スマホの機種変更を自分でする際には料金プランの見直しも行おう
機種変更を行うタイミングで、料金プランの見直しをしておくのもおすすめです。料金プランを見直すことで、月々の通信費の支払い金額を減らせる可能性があります。キャリアの公式サイトから料金シミュレーションをしたり、店舗でスタッフに相談したりしてみるのはどうでしょうか。
なお、タウンWiFiアプリを活用すれば、街のWi-Fiスポットに簡単に自動接続できるので、ぜひ機種変更時にはタウンWiFiの利用も検討してみて下さい!タウンWiFiを通して積極的に無料のWi-Fiスポットのインターネットに接続すれば、スマホのギガを節約できます。結果として、安い料金プランに変更できるかもしれません!
スマホの機種変更を自分で行ってみよう!
自分で機種変更を行うには、キャリアのオンラインショップを利用するか、SIMフリー端末を自分で購入する方法があります。この記事で紹介したデータのバックアップ方法などを参考にしながら、手続きを進めてみましょう。
また、機種変更をするなら、ぜひタウンWiFiの利用もご検討下さい!タウンWiFiなら街のWi-Fiに自動で接続でき、ポイントも貯まるのでとてもお得です。貯まったポイントは、各種共通ポイントやギフトカードなどに交換できます。クイズやゲームなど楽しいコンテンツを通してもポイントを貯められるので、ぜひタウンWiFiをご利用下さい!
この記事を書いた人