フリーWiFiに危険性はある?安全なスポットの見つけ方も紹介

フリーWiFiに危険性はある?安全なスポットの見つけ方も紹介

2023.08.30

フリーWiFiと聞くと「情報を盗まれそうで怖い」と考える方も少なからずいることでしょう。たしかにフリーWiFiにはいくつかのリスクがありますが、注意すべき点を知っておけば安全に使えます。フリーWiFiは便利なサービスなので、リスクと対策を正しく理解したうえで活用しましょう!

本記事ではフリーWiFiの危険性や対策、リスクの低いフリーWiFiの探し方を解説します。モバイルデータ通信量を節約したい方におすすめのフリーWiFiサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ホテルや病院などにあるフリーWiFiとは

フリーWiFiとは、誰でも無料で使える無線のインターネットサービスのことです。ホテルや病院、バス停・駅、カフェ、コンビニなどの施設ではフリーWiFiが設置されていることがあります。外出先などでモバイルルーターがない場合でも、フリーWiFiをうまく活用すればスマートフォンやパソコンを高速通信で利用できます。

 

フリーWiFiはスマートフォンのモバイルデータ通信とは別の通信になるため、スマートフォンのデータ通信量を気にせず利用できる点も魅力です。

フリーWiFiに潜む危険性

フリーWiFiは便利ですが、危険性についても理解しておかなければなりません。ここでは、フリーWiFiに潜む3つの危険性について紹介します。

のぞき見・盗聴などによるデータ傍受

誰でも接続できるフリーWiFiには、のぞき見や盗聴によってデータをのぞき見・盗聴されてしまうリスクがあります。

 

暗号化されていないフリーWiFiは、同じWiFiに接続している他人のサイトの閲覧履歴や入力内容などの取得が可能です。そのため、悪意のある第三者が同じフリーWiFiを利用していると、個人情報が盗まれてしまう恐れがあります。

 

またWebサイトを見ていると、ログインIDやパスワード、メールアドレスなどの入力を求められることがあります。ネットショッピングを利用するときは、住所やクレジットカード番号なども入力が必要です。

 

このような情報をのぞき見・盗聴されてしまうと、サイバー攻撃や詐欺に利用されてしまう恐れがあるので注意が必要です。

野良WiFi・なりすましアクセスポイントによるフィッシング詐欺

フリーWiFiのなかには、野良WiFiやなりすましアクセスポイントと呼ばれるものがあります。

 

野良WiFiとは、設置者が不明でパスワードがかかっていないWiFiのことです。単純なパスワードのかけ忘れなど悪意がない場合もありますが、なかには個人情報を盗むことを目的とした野良WiFiも存在します。

 

また、なりすましアクセスポイントとは、正規のフリーWiFiになりすましたWiFiスポットを指します。WiFiの名称に店舗やホテルなど近隣施設の名称を入れて、施設が提供しているWiFiのように見せかけるのが特徴です。

 

野良WiFiやなりすましアクセスポイントに接続してしまうと、偽のサイトに誘導され重要な情報を盗み取る、フィッシング詐欺の被害に遭う恐れがあります。個人情報を盗まれるだけでなくウイルス感染のリスクもあるため、野良WiFiやなりすましアクセスポイントには接続しないよう注意しましょう。

端末の遠隔操作

暗号化されていないWiFiや悪意のあるWiFiに接続すると、端末を乗っ取られて遠隔操作される危険性もあります。スマートフォンやパソコンを遠隔操作されると、位置情報の不正取得や不正アプリのインストール、ネットショップで勝手に商品を購入されるなど、さまざまな被害に遭うリスクがあります。

 

ここまでフリーWiFiの危険性を紹介してきましたが「フリーWiFiは絶対に危険」というわけではありません。次項でフリーWiFiを安全に使うためのポイントを解説します。

フリーWiFiを安全に使うための5つのセキュリティ対策

フリーWiFiは上記で紹介したようなリスクがありますが、安全に使えば便利なサービスです。フリーWiFiを利用するときは、以下で紹介する5つのセキュリティ対策を意識しましょう。

https化されているサイトのみアクセスする

フリーWiFiでブラウザを使用するときは、https化されているサイトのみアクセスするようにしましょう。URLが「https」から始まるサイトは、サーバーと端末の間の通信がSSLという仕組みで暗号化されています。万が一同じフリーWiFiに悪意のある第三者が接続していたとしても、のぞき見・盗聴は困難です。

 

WiFiが暗号化されているかどうかは、WiFiの名称の横に表示される鍵マークの有無で判断します。鍵マークが付いているWiFiは暗号化されているので、比較的安全に利用できます。

 

最近では多くのサイトがhttps化されているので、特に意識しなくても基本的に暗号化された安全なサイトを利用できます。ただし稀に「http」から始まるURLのサイトがあるため、十分注意しましょう。

 

https化されていないサイトを表示すると、ブラウザのアドレスバーに「安全ではありません」や「保護されていない通信」といった通知が表示がされます。このような場合は違うサイトを選ぶようにしましょう。

正規で提供されているものだけを使用する

提供元が明確な、正規のフリーWiFiだけを利用することも大切です。野良WiFiのように、誰が提供しているのかわからないWiFiに接続するのは危険です。施設や自治体などが提供してることが明確にわかっているWiFi以外には、接続しないようにしましょう。

 

正規のフリーWiFiを装った、なりすましアクセスポイントにも注意してください。正規のフリーWiFiに見えるような名称のアクセスポイントでも、その施設が提供しているものかどうか確認が必要です。

 

例えば、フリーWiFiを設置しているというPOPや張り紙がないにもかかわらず、施設名を入れた名称のアクセスポイントがある場合、なりすましアクセスポイントの恐れがあります。

個人情報のやり取りは控える

フリーWiFi接続時には、個人情報のやりとりを控えましょう。正規のフリーWiFiでも、パスワードが公開されているものは内容を傍受されるおそれがあります。

 

氏名や住所、サイトのログインパスワードやクレジットカード番号といった個人情報の入力が必要なサイト・アプリなどは使わないようにしましょう。ほかにもメールやSNSも内容を覗き見されてしまう可能性があるので、利用を控えることをおすすめします。

VPNを活用する

VPNは仮想的な専用回線を使用できるサービスで、通信を暗号化して傍受を防ぎます。暗号化されていないフリーWiFiでも、VPNを利用すれば安全な通信が可能です。無料のVPNサービスもありますが、セキュリティが脆弱な場合があるので注意してください。安全性が高く、信頼できるサービスを選ぶことが大切です。

 

ただし、フリーWiFiを使ううえでVPNは必須ではありません。本項で紹介した上記4つのセキュリティ対策を実施していれば、VPNを使わなくても基本的に安全にフリーWiFiを利用できます。

セキュリティソフトを利用する

以上で紹介したセキュリティ対策を確実に実施できるかどうか不安な場合は、セキュリティソフトを利用するとより安心です。

 

セキュリティソフトはパソコン専用のイメージがあるかもしれませんが、スマートフォン用のセキュリティアプリもあります。ただし、無料のセキュリティソフトはおすすめできません。信頼できる企業が提供している、有料のセキュリティソフトを利用しましょう。

 

またセキュリティソフトに関してもVPNと同様、必須ではないのであくまで上記の項目を対策していれば安全にフリーWiFiを使用できるでしょう。

フリーWiFi以外でインターネットに接続する方法

外出先でインターネットを利用するには、フリーWiFiや携帯キャリアのモバイル通信のほかに、テザリングやモバイルWiFiを使う方法もあります。ここでは、フリーWiFi以外で安全にインターネットを利用する方法を紹介するので参考にしてください。

テザリング

テザリングはiPhoneなどのスマートフォンの通信機能を使って、パソコンやタブレットをインターネットに接続する方法です。テザリングを使えば、スマートフォンをWiFiルーターとして使用できます。

 

ただし契約している携帯キャリアによっては、テザリング利用のためのオプション料金がかかる点に注意しましょう。また、スマートフォンがWiFiルーターの役割を担うため、スマートフォン自体をWiFiにつなぎたい場合はテザリングを利用できません。

モバイルWiFi

自宅以外でも安全にWiFiを利用するには、モバイルWiFiルーターを契約する方法もあります。キャリアの専用回線を利用できるので安全性が高く、スマートフォン・タブレット・パソコンなどさまざまな端末で利用できます。

 

ただし、モバイルWiFiルーターの利用は契約が必要で、初期費用や月額料金が必要です。またルーターの充電が切れていると使えないので、こまめに充電する手間もかかります。持ち運ぶ端末が1台増えることになることも、荷物をなるべく少なくしたい方にとってはデメリットとなるでしょう。

鍵なしのフリーWiFiはすべて危険?

「鍵マークがついているフリーWiFiは暗号化されていて安全性が高い」と前述しましたが、フリーWiFiの多くには鍵マークがないのが実情です。しかしそれらすべてが危険ということでもありません。

 

鍵マークがついていないフリーWiFiでも、メールアドレスやアカウント登録が必要なフリーWiFiは安全性が高いため、安心して利用できます。その場合は正規の事業者が運営しているフリーWiFiサービスで、セキュリティ対策も十分行われていると判断できます。

 

鍵マークがないうえにアカウント登録などが必要ない野良WiFiは危険ですが、すべての鍵なしフリーWiFiが危険というわけではないので、安全かどうかその都度判断しましょう。

無料で安全にWiFiを使うおすすめの方法

安全性が高いフリーWiFiがあるとはいえ、パスワードの入力やアドレス認証などを面倒に感じてしまう方もいるかもしれません。

 

そのような方には、安全なフリーWiFiに効率よく接続できる自動接続アプリの利用をおすすめします。自動接続アプリの「タウンWiFi」は、アドレス登録などの認証をアプリが代わりに行い、安全なフリーWiFiに自動で接続するサービスです。

 

通信はSSLで暗号化されるので安全性が高く、情報流出のリスクも低いといえます。また、タウンWiFiを運営しているのは大手GMOインターネットグループで、提供元の信頼性も高いサービスです。タウンWiFiを利用すると楽天ポイントやdポイントなどのポイントが貯まるので、節約しながらポイ活もできます。

タウンWiFiでお得にフリーWiFiを使おう

フリーWiFiは便利なサービスですが、なりすましアクセスポイントなど悪意のあるフリーWiFiも存在します。このようなフリーWiFiに接続すると個人情報流出などのリスクがあるので注意が必要です。

 

フリーWiFiには危険もありますが、セキュリティ対策を実施しておけば安全に使用できます。https化されているサイトのみアクセスする、正規で提供されているWiFiのみ使用するといった、本記事で紹介したセキュリティ対策を参考に、便利なフリーWiFiを安全に活用しましょう。

安全なフリーWiFiを効率的に使いたい方には、自動接続アプリのタウンWiFiがおすすめです。自分で行うセキュリティ対策に不安がある方や、節約しながらポイ活をしたい方は、ぜひ以下のリンクからアプリをご利用ください!

ダウンロードはこちら

 

 

この記事を書いた人

タウンWiFi News 編集部

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