人気のポケット型WiFiの特徴を徹底解説!さらに安く使う方法も
2024.01.23
ポケット型WiFiは手のひらサイズのWiFiルーターで、外出先でもWiFiを使えるのが魅力です。ただし、ポケット型WiFiにはメリットだけでなくデメリットもあるため、購入前に十分把握しておきましょう。
この記事ではポケット型WiFiの種類や注意点、人気のポケット型WiFiの特徴を紹介します。さらに、より費用を抑えながら外出先でWiFiを利用する方法も解説するので、ぜひ最後までご覧下さい!
- ポケット型WiFi(モバイルWiFi)とは
- ポケット型WiFiの種類
- - ドコモやソフトバンク、au、楽天のキャリア回線が使えるポケット型WiFi
- - 無制限で高速通信を使うならWiMAX回線
- - 格安SIMなどMVNO系のレンタルポケット型WiFi
- ポケット型WiFiのメリット
- ポケット型WiFiのデメリット
- ポケット型WiFiが向いている人とは
- 人気のポケット型WiFiの特徴
- - Rakuten WiFi Pocket(楽天モバイル)
- - ソフトバンクPocket WiFi
- - ドコモWi-Fiステーション
- auのモバイルルーター
- - GMOとくとくBB WiMAX
- - その他人気のポケット型WiFi
- より費用を抑えて外でも高速通信を利用するには
- 契約なしで外出先でもWiFiを使うならタウンWiFiもおすすめ
ポケット型WiFi(モバイルWiFi)とは
ポケット型WiFiは持ち運びできる小型のWiFiルーターのことで「モバイルWiFi」や「モバイルルーター」などと呼ばれることもあります。ポケット型WiFiの特徴はどこでもWiFiに接続できることです。1台契約しておけば、家でも外出先でも快適な通信が可能です。
基本的にポケット型WiFiで利用できるインターネット環境は、契約によって異なります。例えばソフトバンクのポケット型WiFiはソフトバンクの回線、ドコモのポケット型WiFiならドコモの回線に接続します。
ポケット型WiFiが契約するキャリアの電波を用いてWiFiを飛ばし、スマホなどの端末で通信として利用する仕組みです。注意点としては、ポケット型WiFiがキャリアの電波を拾えなければ通信できないため、スマホと同じく使用する場所や時間帯によって通信速度が変わることが挙げられます。
ポケット型WiFiの種類
ポケット型WiFiは、大きく分けて以下の3種類があります。
- ドコモなどのキャリア回線が使えるポケット型WiFi
- WiMAX回線が使えるポケット型WiFi
- 格安SIMなどMVNO系のポケット型WiFi
以下で、それぞれの特徴を詳しく見てみましょう。
ドコモやソフトバンク、au、楽天のキャリア回線が使えるポケット型WiFi
ドコモやソフトバンク、au、楽天の4つの大手キャリアは、それぞれ携帯電話と同じ通信環境が利用できるポケット型WiFiを提供しています。これらの大手キャリアは自社で管理する基地局をもっており、幅広いエリアで安定した通信を利用できるのが特徴です。
例えば現在ドコモのスマホを使っている場合、普段の生活で回線に不満がなければ、ドコモのポケット型WiFiの通信品質にも満足できるでしょう。
無制限で高速通信を使うならWiMAX回線
高速通信を無制限に使いたい人にはWiMAX(ワイマックス)がおすすめです。WiMAXとはUQコミュニケーションズが提供する、大手キャリアの4G LTEに並ぶ無線インターネット回線の一種です。WiMAXは通信速度が高速で、毎月のデータ使用量に上限がありません。
WiMAXを利用するポケット型WiFiは、UQコミュニケーションズの「UQ WiMAX」以外にも「GMOとくとくBB WiMAX」「BIGLOBE WiMAX」など、複数のプロバイダがサービスを展開しています。
ただしどのプロバイダと契約するにしても、使用するインターネット回線自体はUQコミュニケーションズが管理するWiMAXです。そのため、通信速度や対応エリアに違いはありません。
しかし月額料金や契約年数の縛り、キャンペーン・特典などはプロバイダごとに異なるため、よりお得に利用できるサービスを選ぶと良いでしょう。
格安SIMなどMVNO系のレンタルポケット型WiFi
なるべく費用を抑えたい人には「仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator)以下、MVNO」のポケット型WiFiがおすすめです。MVNOは、ドコモやソフトバンクなど大手キャリアの回線を借りて運営しているサービス事業者です。mineoやイオンモバイルなど、格安SIMと呼ばれる通信事業者がMVNOに当たります。
格安SIM業者にはスマホ回線だけでなく、ポケット型WiFiを提供している会社もあります。MVNO系のポケット型WiFの特徴は、スマホ回線と同様に大手キャリアと比べて月額料金が安い点です。
mineoなどの格安SIM事業者が提供するサービス以外に、クラウドサーバー上でキャリア回線を使う「クラウドSIM」と呼ばれるサービスもあります。クラウドSIMは使用場所に応じて最適な回線に自動接続するのが特徴です。主なクラウドSIMサービスには「Air-WiFi」や「モンスターモバイル」などがあります。
ポケット型WiFiのメリット
ポケット型WiFiには、以下のようなメリットがあります。
- 家以外でもWiFiを利用できる
- ホームルーターや光回線よりも月額料金や初期費用を抑えられる
- 工事が不要ですぐに利用を始められる
ポケット型WiFiの大きなポイントは、持ち運びできることです。ホームルーターや光回線は家でしかWiFiを使えませんが、ポケット型WiFiなら外出先でも利用できます。スマホのデータ通信量を抑えたい人には大きなメリットです。
もちろん家でも使えるため、リビングや寝室など使う場所に持ち運べるのも便利です。常に近くに置いておけるので「ルーターから遠い場所では電波が弱い」といった悩みもありません。
また、契約する事業者やポケット型WiFiの機種、プランなどにもよりますが、一般的にホームルーターや光回線よりもポケット型WiFiの方が月額料金や初期費用を安く抑えられます。ポケット型WiFiは回線の開通工事が不要なため、特に初期費用に関しては工事費がかかる光回線よりも安くなるでしょう。
加えて、光回線は開通工事が完了するまでインターネットを使えませんが、ポケット型WiFiなら契約して機種が手元に届けばすぐに利用を始められます。
ポケット型WiFiのデメリット
ポケット型WiFiには以下のようなデメリットもあります。
- 速度や通信が不安定になることがある
- サービスによってはデータ使用量や対応エリアに制限がある
- 毎月の固定費がかかる
ポケット型WiFiはスマホと同じように無線でインターネットに接続するため、電波状況によって通信が不安定になる点はデメリットです。光回線と比較すると、どうしても速度や安定性が劣りやすいでしょう。
また、サービスによってはデータ使用量の上限が決まっていたり、一部のエリアにしか対応していなかったりすることにも注意が必要です。「データ無制限」と記載されているサービスでも、短期間に多くの通信をすると一時的に速度制限がかかるケースがあります。
ポケット型WiFiを新たに契約することで、毎月の固定費が発生するのもデメリットです。安くても数千円程度の費用が毎月かかることと、契約時には事務手数料やポケット型WiFiの本体を購入する費用も必要な場合があるので注意しましょう。
ポケット型WiFiが向いている人とは
ポケット型WiFiは、一人暮らしの人や外出先でも高速通信を使いたい人におすすめです。一人暮らしなら家族とインターネット環境をシェアする必要がないため、ポケット型WiFiが1台あれば十分対応できるでしょう。また、光回線やホームルーターは屋外では使えないので、外出先でWiFiを使いたい場合はポケット型WiFiの導入を検討しましょう。
一方でネットゲームや動画のアップロードをよく行う人や、同居する家族が多くWiFiに同時接続する台数が多い場合には、ポケット型WiFiは不向きといえます。大容量の通信や多数の端末の接続は、通信が不安定になりやすいでしょう。
外出先でも高速通信を使いたいが固定費を増やしたくない人は、フリーWiFiを活用するのも方法の1つです。フリーWiFiへの接続に不安を感じるかもしれませんが、安全かつ高速なフリーWiFiも多くあります。効率的に安全なフリーWiFiを探す方法は後述するので、そちらもぜひチェックしてみて下さい。
人気のポケット型WiFiの特徴
ポケット型WiFiにはさまざまな種類があるため、どれを選ぶべきか迷っている人も多いでしょう。人気のポケット型WiFiの特徴を紹介するので、サービスを選ぶ際の参考にして下さい。
Rakuten WiFi Pocket(楽天モバイル)
引用元:楽天モバイル
データ容量 | 無制限 |
契約期間の縛り | なし |
月額料金 | 〜3GB:1,078円 3〜20GBまで:2,178円 20GB〜無制限:3,278円 |
事務手数料 | 無料 |
解約違約金 | なし |
運営会社 | 楽天モバイル株式会社 |
楽天モバイルのRakuten WiFi Pocketは、プランセット値引きを適用するとポケット型WiFi本体を1円で購入できます。データ容量が無制限で、事務手数料や契約期間の縛りがなく気軽に試せるのがメリットです。
>>>楽天モバイル公式サイトはこちら
ソフトバンクPocket WiFi
引用元:SoftBank
データ容量 | 3GB/50GB |
契約期間の縛り | なし |
月額料金 | データ通信専用3GBプラン ・〜61ヶ月:990円 ・62ヶ月以降:1,408円 データ通信専用50GBプラン:5,280円 |
事務手数料 | 3,850円 |
解約違約金 | なし |
運営会社 | ソフトバンク株式会社 |
ソフトバンクが提供するポケット型WiFiはソフトバンク回線を利用するため、エリアの制限なく安定した高速通信を使えるのがメリットです。
>>>Softbank公式サイトはこちら
ドコモWi-Fiステーション
引用元:NTT docomo
データ容量 | 〜1GB/1〜3GB/3GB〜無制限 |
契約期間の縛り | なし |
月額料金 | 〜1GB:4,565円 1〜3GB:5,665円 3GB〜無制限:7,315円 |
事務手数料 | 3,850円 |
解約違約金 | なし |
運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
ドコモ回線は通信速度が早く、提供エリアの広さが特徴。「月額料金が高くても高品質なWiFiを使いたい」という人におすすめです。
>>>NTT docomo公式サイトはこちら
auのモバイルルーター
引用元:au
データ容量 | 無制限 |
契約期間の縛り | なし |
月額料金 | 4,721円 |
事務手数料 | 3,850円 |
解約違約金 | なし |
運営会社 | KDDI株式会社 |
先述のWiMAXは、元々KDDIの子会社であるUQコミュニケーションズが運営しているサービスです。そのため、auのモバイルルータープランはWiMAXが利用できます。通信品質と料金のバランスが取れたプランです。
>>>au公式サイトはこちら
GMOとくとくBB WiMAX
引用元:GMOとくとくBB
データ容量 | 無制限 |
契約期間の縛り | 2年 |
月額料金 | 端末発送月:1,375円 1〜35ヶ月目:3,762円 36ヶ月目〜:4,807円 |
事務手数料 | 3,300円 |
解約違約金 | なし |
運営会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
WiMAXを使えるプロバイダの中では、GMOとくとくBB WiMAXがおすすめ。対応エリアが広く、データ容量が無制限なのがメリットです。キャッシュバックキャンペーンを実施していることがあるので、契約の際には確認しましょう。
>>>GMOとくとくBB公式サイトはこちら
その他人気のポケット型WiFi
ここまで紹介してきたポケット型WiFi以外にも、人気のサービスは複数あります。以下に挙げるものは、多くの人が利用している代表的なポケット型WiFiサービスです。
- BIGLOBE WiFi
- Air WiFi
- モンスターモバイル
- Mugen WiFi
- カシモWiMAX
それぞれポケット型WiFiの機種や月額料金が異なるため、今回紹介したサービスを参考にして自身に合ったものを選んで下さい。
より費用を抑えて外でも高速通信を利用するには
ポケット型WiFiはホームルーターや光回線より月額料金が比較的安いといっても、機種の購入代金や事務手数料などの初期費用に加え、毎月の固定費が発生します。
通信事業者によっては最低契約期間が決まっており、期間中に解約すると違約金がかかることもあります。初期費用や違約金を考えると気軽に契約できず、利用を迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
外出先でも高速通信を利用したいなら、フリーWiFiもおすすめです。フリーWiFiなら、初期費用や固定費は一切かかりません。しかし、中には悪意をもって設置されているアクセスポイントもあるため、接続時には注意が必要です。
フリーWiFiを安全に利用するなら、タウンWiFiアプリがおすすめです。タウンWiFiは正規の事業者が提供する、信頼できるフリーWiFiを検出して自動で接続します。安全なフリーWiFiに手軽に接続できてポイントも貯まるので、ぜひ活用してみて下さい!
契約なしで外出先でもWiFiを使うならタウンWiFiもおすすめ
ポケット型WiFiは、外出先でも高速通信を使いたい人にとっては便利でメリットが多いといえます。ただし毎月の固定費が発生するため、利用を迷ってしまう人もいるでしょう。
より手軽にWiFiを利用するならフリーWiFiもおすすめです。フリーWiFiは無料で利用でき、駅や商業施設など多くの場所にアクセスポイントがあります。
安全で安定した通信ができるフリーWiFiも多くあるため、まずはタウンWiFiアプリを使ってフリーWiFiを活用してみてはいかがでしょうか。フリーWiFiへの接続でポイントを貯めると、楽天ポイントやdポイントなどへの交換もできます。ぜひ以下のリンクからお試し下さい!
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