Wi-Fiのパスワードはどこに書いてある?具体的な確認方法を解説
2024.03.08
Wi-Fiを利用するには、利用する機器にパスワードを入力する必要があります。しかし、Wi-Fiルーターを購入したけれど、パスワードの確認方法が分からない、または忘れてしまい困っている人もいるでしょう。
そこでこの記事では、Wi-Fiのパスワードの確認手順や、パスワードの扱いに関する注意点などを解説します。Wi-Fiのパスワードがどこに書いてあるのか分からず、インターネットを利用できずにいる場合はぜひ参考にしてみて下さい!
- Wi-Fiのパスワードとは?
- Wi-FiのSSIDとは?
- Wi-Fiのパスワードはどこで確認できる?
- - Wi-Fiルーター本体・設定シートから確認する
- - スマホやタブレットから確認する
- - パソコンから確認する
- Wi-Fiルーターの管理画面にログインするためのパスワードの確認方法
- Wi-Fiのパスワードを変更する方法
- Wi-Fiのパスワードを入力してもインターネットに繋がらない場合はどうすればいい?
- Wi-Fiのパスワードに関する注意点
- - 知人に利用させる場合は既存ネットワークを使わないようにする
- - パスワードの流出には気をつける
- ポケットWi-Fiのパスワードの確認方法
- フリーWi-Fiのパスワードはどこで確認できる?
- - 店舗や施設にあるステッカーなどで確認する
- - 初回登録や利用規約への同意が必要なスポットもある
- フリーWi-Fiに手間なく接続するなら自動接続アプリの利用がおすすめ
- フリーWi-Fiに自動接続できるおすすめアプリ
- - タウンWiFi
- - Japan Connected Wi-Fi
- - ギガぞう
- Wi-Fiのパスワードは忘れずに管理しておこう!
Wi-Fiのパスワードとは?
Wi-Fiのパスワードとは、利用機器をWi-Fiに接続するために必要なものです。パスワードがあることによって、他人に勝手に接続されることなく、安全にインターネットを利用することができます。
パスワードがない場合は誰でも接続ができてしまい、プライバシーの保護ができず、安全にインターネットを利用することが難しくなってしまいます。そのため、安全にWi-Fiを利用するためにも、パスワードが必要になります。
Wi-FiのSSIDとは?
Wi-FiのSSIDは、接続先(アクセスポイント)の識別名であり、利用するためには対応するパスワードが必要です。スマホやタブレットなどのデバイスをWi-Fiに接続する際には、利用したいSSID(接続先)を選択し、そのSSIDに紐づくパスワードを入力します。
つまり、SSIDはネットワークを識別し、パスワードは認証を行うための鍵となります。
Wi-Fiのパスワードはどこで確認できる?
ここでは、Wi-Fiのパスワードの確認方法について解説していきます!
Wi-Fiルーター本体・設定シートから確認する
機種によって異なりますが、基本的にWi-Fiルーターの側面や底面にSSIDやパスワードが記載されたシールが貼られています。そのシールを確認することで、Wi-FiのSSIDやパスワードを知ることが可能です。Wi-Fiルーターにシールが見当たらない場合は、添付された設定シートやカードなどでもSSIDやパスワードを確認することができます。
スマホやタブレットから確認する
Wi-Fiのパスワードは、接続済みのスマホやタブレットから確認することができます。ここでは、各デバイスでパスワードを確認する方法を解説していきます。
iPhoneの場合(iOS 16以降)
iPhoneの場合は、以下の手順でWi-Fiのパスワードを確認することが可能です。
- 設定アプリから「Wi-Fi」をタップ
- 編集をタップ
- ネットワークを選択した後、「パスワード」フィールドをタップ
- Face IDなどで認証して表示
具体的な方法は、Apple公式サイトを参考にしてみましょう。
Androidの場合
Androidの場合は、下記の手順で確認することができます。
- 設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」から「インターネット」を開く
- 「接続中のWi-Fi」をタップして、「共有」「QRコード」をタップしてパスワードを表示
機種によっては確認方法が異なる場合があるので注意しましょう。
パソコンから確認する
パソコンからWi-Fiのパスワードを確認する方法について解説します。
Macの場合
Macの場合は、以下の手順でWi-Fiのパスワードを確認することができます。
- キーチェーンアクセスを起動
- パスワードを選ぶ
- 該当のWi-Fiを検索・選択する
- パスワードを表示にチェックを入れて確認(認証必要)
Windowsの場合
Windowsの場合は、下記の手順で確認することが可能です。ただし、ここでの確認方法はWindows11になります。
- 「スタート」を選択
- 「設定」→「ネットワーク & インターネット > プロパティ」
- 「Wi-Fi セキュリティ キーを表示する」を選択
Wi-Fiルーターの管理画面にログインするためのパスワードの確認方法
Wi-Fiルーターの管理画面では、設定の確認やパスワードなどを変更することが可能です。管理画面のパスワードは、Wi-Fiのパスワードとは違うものであり、初期パスワードとしてメーカーから設定されています。
管理画面のパスワードは、添付のセットアップカードで確認することができます。ログインパスワードを変更した際には、忘れないようにメモをしてWi-Fiルーターの箱の中など、分かる所に保管しておきましょう。
Wi-Fiのパスワードを変更する方法
Wi-Fiのパスワードは、上記で説明したWi-Fiルーターの管理画面から大半のメーカーでパスワードの変更が可能です。変更方法は機種やメーカーにより異なりますので、公式サイトや説明書を参照して確認して下さい。
パスワードを変更後に忘れてしまった場合は、初期化する方法があります。初期化の方法は、ルーターのリセットボタンを使用するか、管理画面から操作できます。具体的な方法はメーカーや機種の説明書などに従って下さい。
Wi-Fiのパスワードを入力してもインターネットに繋がらない場合はどうすればいい?
パスワードを入力してもインターネットに接続できない場合、まず機器の再起動を試してみて下さい。それでも解決しない場合は、Wi-Fi接続の再設定を行うか、機器の配置を変更してみると良いでしょう。
再起動を行うことで機器やルーターが正しく動作し、接続環境が改善される可能性があります。接続の再設定を行う際は、正しいSSIDかつ、パスワードを入力しているか確認して下さい。また、機器の配置を変更することで電波の届きやすさが変わり、接続の安定性が向上することがあるので有効です。
上記の対策を試しても問題が解決しない場合は、ルーターや契約プロバイダーに問い合わせが必要となります。
なお、Wi-Fiが繋がらない対処法を詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にして下さい。
Wi-Fiのパスワードに関する注意点
Wi-Fiのパスワードに関する注意点を解説していきます。
知人に利用させる場合は既存ネットワークを使わないようにする
自宅に友人や知人を招く際、自宅のWi-Fiに接続する可能性があるため、既存のネットワークを共有しないことが重要です!代わりに、Wi-Fiルーターに搭載されているゲストポート機能を活用しましょう。ゲストポートは、設定された一時的なネットワークで、本来のネットワークとは切り離されています。
来訪者は専用のゲストネットワークを利用し、ホストの主要なネットワークにアクセスできません。ゲストポートは事前に設定した時間が過ぎると自動的に無効になります。設定はルーターの管理画面から行い、来客時に安全かつ便利にWi-Fiを提供できるので便利です!
パスワードの流出には気をつける
Wi-Fiのパスワードの流出には注意が必要です。設定シートやカード、メモした紙を外部に持ち出さないよう徹底しましょう!
可能であれば、定期的にパスワードを変更し、セキュリティ強化を図ることも大切です。Wi-Fiのパスワードは初期設定から自分の好きなパスワードに変更できます。変更したパスワードは、初期化すれば初期のパスワードに戻るので、変更後のパスワードを忘れた際は活用して下さい。
ポケットWi-Fiのパスワードの確認方法
ポケットWi-Fiのパスワードは、本体の背面に記載されているシールから確認できます。また、機種によって異なりますが、本体操作画面の「Wi-Fi名」「情報」などの項目から確認することも可能です。
また、据え置きタイプのホームルーターの場合も本体の底面にあるシールから確認できます。
フリーWi-Fiのパスワードはどこで確認できる?
ここでは、フリーWi-Fiのパスワードの確認方法を紹介していきます。
店舗や施設にあるステッカーなどで確認する
店舗やホテルでは、Wi-Fiのパスワードが記載されたステッカーや案内POPが配置されています。座席やレジ周辺にある場合や、ホテルの部屋にステッカーが配置されていることが多いです。
ホテルの場合はフロントに問い合わせることでもパスワードを教えてもらえます。施設だけでなく、公共交通機関でもフリーWi-Fiが使えるので、周囲をよく確認してみましょう。店舗や施設などのWi-Fiサービスを利用することで、外出先や宿泊先で簡単にインターネットに接続することが可能です。
初回登録や利用規約への同意が必要なスポットもある
フリーWi-Fiのスポットでは、メールアドレスの登録や利用規約への同意が必要な場合があります。スポットごとに異なる手順があるのも特徴です。また、街中で提供されているフリーWi-Fiの中には、1回の接続に対して時間制限が設けられているものもあるため、利用方法をよく確認しておきましょう。
スポットによってフリーWi-Fiの接続方法は異なるため、接続方法が分からない場合は提供元の公式サイトで確認するのがおすすめです。
フリーWi-Fiに手間なく接続するなら自動接続アプリの利用がおすすめ
フリーWi-Fiに接続する際は、パスワード入力や初回登録が手間となります。この手続きをスムーズに行うために、自動接続アプリを利用することがおすすめです!
自動接続アプリならば、同じWi-Fiスポットに接続する際に手動での操作が不要になり、Wi-Fiを自動で利用することができます。自動接続アプリの中には、ポイントを貯められるサービスもあり種類もさまざまです。
おすすめの自動接続アプリについては、以下で紹介しているので参考にして下さい!
フリーWi-Fiに自動接続できるおすすめアプリ
ここでは、フリーWi-Fiに自動接続できるおすすめアプリ、タウンWiFi、Japan Wi-Fi auto-connect、ギガぞうを紹介します。
タウンWiFi
引用元:App Store
サービス名 | タウンWiFi |
サービスの概要 | Wi-Fiに接続するとポイントが貯まる |
サービスの特徴 | ・Wi-Fi以外でもポイントが貯まる ・貯めたポイントは交換が可能 |
ポイント交換 | ・楽天ポイント ・Pontaポイント ・dポイント ・現金 など |
運営会社 | GMOタウンWiFi株式会社 |
タウンWiFiはフリーWi-Fiに自動接続するアプリです。対応しているWi-Fiスポットは飲食店やショッピング施設などさまざま。フリーWi-Fi接続アプリの中でも、ポイントが貯められて、貯まったポイントを楽天ポイントやdポイントなどに交換できます!
ポイントの獲得方法はWi-Fiの接続だけでなく、ミッション、クイズ、ゲームなどがあり、楽しめるコンテンツがたくさんあるのも魅力です!
Japan Connected Wi-Fi
引用元:App Store
サービス名 | Japan Wi-Fi auto-connect |
サービスの概要 | 自動でフリーWi-Fiに接続できる |
サービスの特徴 | ・省電力でサクサク動く ・電波の強いWi-Fiを優先できる ・安心で安全なスポットに接続する |
ポイント交換 | なし |
運営会社 | NTTBP(NTTブロードバンドプラットフォーム) |
Japan Wi-Fi auto-connectは、NTTBPが運営しているフリーWi-Fiアプリです。フリーWi-Fiに自動接続できるのも強みですが、提供元が明確な安心・安全なWi-Fiにだけ繋がることも魅力です。
また、Android版のみになりますがフリーWi-Fiの中でも電波の強いものを選んでくれるため、Wi-Fiが繋がったあとでも快適にインターネットを楽しめるでしょう!
ギガぞう
引用元:App Store
サービス名 | ギガぞう |
サービスの概要 | 通信事業者による安心、快適なWi-Fiが使い放題 |
サービスの特徴 | ・VPN保護機能あり ・料金プランは3種類 ・LTE通信の最適化でギガを節約できる |
ポイント交換 | なし |
運営会社 | 運営会社 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス |
ギガぞうは、有料のWi-Fi接続アプリです。プランはスマホ専用プラン、スタンダードプラン、ファミリー機器安心パックがあります。プランのグレードを上げることでスマホだけではなく、ゲーム機やノートパソコンなどにも接続可能です。
Wi-Fiスポットは全国に10万以上あり、有名なチェーン店や公共交通機関などで利用できます。VPN保護機能がついているのも強みで、フリーWi-Fiのセキュリティ面に不安のある人にも安心です!
Wi-Fiのパスワードは忘れずに管理しておこう!
Wi-Fiのパスワードは本体や設定シートから確認することが可能です。また、接続済みのデバイスからもパスワードを確認することができます。今回紹介した確認方法で、ぜひパスワードを確認しましょう。
街のフリーWi-Fiに接続するなら、タウンWiFiがおすすめです。タウンWiFiを利用すると、ギガの節約になるだけでなく、ポイントを貯めることもできるので、気になる人はぜひ活用してみて下さい!
この記事を書いた人