Wi-Fiの電波が悪いと感じるときはありませんか?通信が遅くなると、ストレスがたまりますよね。今回はWi-Fiの電波が悪くなる原因とその対処法を解説します。お困りの方は参考にしてください。
Wi-Fiの電波はなぜ悪くなる?
Wi-Fiの電波が悪くなる原因はいくつか考えられます。
置き場所が悪い
Wi-Fiルーターの置き場所が悪いと、通信に障害が出ることもあります。なぜなら、ルーターの距離が遠すぎる場合や、障害物でさえぎられている場合は、電波が遮断されるためです。たとえば、分厚いドアや壁、大きな物等がルーターの近くにある場所は設置場所に適していません。また、電波を吸収しやすいものが近くにあると、電波が悪くなります。たとえば、ルーターの近くに水槽等があると水が電波を吸収して通信の妨げになります。他にも、コンクリートや鉄は電波を遮りやすいため、覚えておきましょう。
電波障害
Wi-Fiルーターと同じ周波数のものが近くにあると、電波干渉が起こり、通信が遅くなります。ルーターの中には2.4GHzの周波数を使っているものがあります。2.4GHzは家電等でもよく用いられるものです。たとえば、Wi-Fiルーターの近くに電子レンジやインターホンがあるせいで、通信状況が悪化している恐れもあります。「IEEE 802.11g」「IEEE 802.11n」「IEEE802.11b」のようなWiFiは2.4GHzを使用しているため、一度自宅にあるWiFiの周波数帯を確認するといいでしょう。
ルーターの不調
ルーターそのものに不調がある可能性も考えられます。いくつか対処法を試しても改善されない場合は、本体の不具合を疑ってください。また、ルーターだけでなく接続している端末自体の問題かもしれません。特に、熱が原因で、機械が故障しやすいため、真夏の置き場所によってはルーターが故障する原因になるでしょう。
回線が混み合っている
限度を越えた数の端末で接続していると、Wi-Fiの電波が悪くなるときもあります。1つのWi-Fiルーターに、接続できる機器の数によって上限が設けられています。したがって、上限に近づくと、ルーターがうまく処理できなくなり、通信状況も悪くなるでしょう。公共のWi-Fiなら時間帯によって利用数が変わるため、混み具合も異なります。
WiFiの電波が悪い問題を解決するには?
Wi-Fiの電波が悪くなる原因を理解したところで、対処法も考えていきましょう。電波が悪い方は、考えられる原因をもとに、いくつか改善を試してみてください。
ルーター・端末の再起動、アップデートを試す
Wi-Fiの電波が悪いと感じたらまずはルーターを再起動し、しばらく放置してみてください。説明書にも書かれている方法であり、誰でも簡単にできます。またアップデートできる場合は、アップデートも試してみましょう。また、ルーターだけでなく、接続している端末に問題がある可能性もあるため、端末も一度再起動してみることをおすすめします。
ルーターの設置場所を見直す
ルーターの設置場所は重要です。ルーターを設置する場所のポイントは以下の通りです。
・壁に近づけすぎない
・棚の中や扉を介した場所に置かない
・できる限り家の中央に置くのがおすすめ
・周りに壁のないところが最適
すべてを満たすことは難しいかもしれませんが、ポイントを意識して、設置場所を工夫してみましょう。場所が原因で電波が悪くなっていた場合、改善されるはずです。
中継器を検討する
上記の方法を試しても改善されない場合は、中継器を検討してみてください。場所の問題が大きい場合、中継器の設置は有効に働くでしょう。中継器を経由することで、電波の通りを良くしてくれます。たとえば、どうしても遠い場所に置かなければならない、障害物を避けられない場合は、中継器がおすすめです。
「IPv6」で接続してみる
Wi-Fiルーターの接続方式を「IPv6」に変えるのも一つの方法です。「IPv6」は光回線が本来もつ速度を出しやすい特徴があります。速度が出やすい理由は「IPv6」が最新の接続方法だからです。従来使っていた接続方式とは違い、混雑を迂回できる仕組みです。回線に繋がっている端末が多い場合も「IPv6」が有効といわれています。まだまだ知っている方は少ないかもしれませんが、試す価値はあるでしょう。IPv6を利用するには通信事業者やプロバイダーで申し込む必要があります。
それでも症状が改善しなかったら
原因を探り、それでも改善しない場合もあるはずです。上記のできることをして改善されなければ、交換や修理も視野に入れてみてください。
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