フリーWiFiとは?使い方や危険性、おすすめ接続アプリを紹介
2023.09.01
街中でよく見かけるフリーWiFiですが、利用したことがない人も少なくありません。使ってみたいとは考えているものの、使用方法や場所、危険性について気にする人もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、フリーWiFiの概要やメリット、使い方、使用できるスポットについて詳しく解説していきます。さらに、簡単にフリーWiFiに接続できるアプリも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
- そもそもフリーWiFiとは?
- フリーWiFiを利用するメリット
- - 無料接続ができデータ通信量の節約になる
- - ポイントが貯まる接続アプリもある
- フリーWiFiの基本的な使い方
- フリーWiFiが使える主なスポット
- - カフェ・レストラン
- - コンビニ
- - ホテル
- - 公共施設・交通機関
- 接続前に知っておきたいフリーWiFiの危険性・注意点
- - セキュリティトラブルのリスクがある
- - 接続先によって条件や制限がある
- フリーWiFiを安全に使用するための対策
- - セキュリティソフトを活用する
- - 接続中は個人情報を入力する操作は控える
- - 使わないときはスマホのWiFi機能をオフにしておく
- フリーWiFiに簡単に接続・スポット検索できるおすすめアプリ
- - タウンWiFi
- - Japan Wi-Fi auto-connect
- フリーWiFiに関するよくある質問と回答
- - フリーWiFiに接続できない場合の対処法は?
- - フリーWiFiと有料の公衆WiFiサービスとの違いは?
- フリーWiFiは安全に使おう!
そもそもフリーWiFiとは?
フリーWiFiとは、誰でも無料で自由に接続できるWiFiのことを指します。無料WiFiスポットや公衆無線LANなどとも呼ばれ、街の店舗や公共交通機関で利用が可能です!スマホやパソコン、タブレットなどにフリーWiFiをつなげることで、無料でインターネットに接続できます。
とくに、外出先でもパソコンで仕事をしたい場合などに大変便利です。無料で提供する背景には、街の店舗や公共機関に足を運んでもらいたいという目的があります。
フリーWiFiを利用するメリット
フリーWiFiを利用すると、さまざまなメリットがあります!ここでは具体的にどのようなメリットがあるのかを解説します。
無料接続ができデータ通信量の節約になる
スマホのプランにはデータ通信量に制限があるものがほとんどです。そこで、フリーWiFiに接続すればデータ通信量の節約が可能になります!フリーWiFiを外出先でうまく使うことで、ギガをあまり消費することなく過ごすことができます。
とくに、動画視聴やゲームをする人は、フリーWiFiの活用がおすすめです。利用料が無料なので、気兼ねなく使えるのがフリーWiFiの魅力といえるでしょう。
ポイントが貯まる接続アプリもある
直接的なメリットとは言えませんが、フリーWiFiに接続することでポイントが貯まるようなアプリがあります。無料で利用できるだけでなく、WiFi接続だけでポイントが貯まっていくのでポイ活を始めたいと考えている人にもおすすめです。
また、コンビニやカフェなどフリーWiFiのある場所によく訪れる人や、移動することが多い人にも便利です。ポイ活アプリは、貯まったポイントを楽天ポイントやPontaポイントなどの各種ポイントに交換することが可能なので、興味がある人は利用を検討してみてくださいね!
フリーWiFiの基本的な使い方
自分でフリーWiFiに接続する方法は様々で、「パスワードの入力が必要なもの」「画面に表示された規約に同意することで接続できるもの」などがあります。
基本的な接続方法は以下になりますので覚えておきましょう!
- スマホの設定画面からWiFiをON
- 接続するネットワークを選ぶ
- ログイン画面からパスワードの入力やメールアドレスの登録、規約の同意などを行う
- 接続完了
上記の接続方法はあくまでも一例で、接続する端末がスマホやパソコンによっても接続方法は異なる場合があります。詳しいフリーWiFiの接続方法は、提供元の公式サイトなどを参考にしましょう。
フリーWiFiが使える主なスポット
フリーWiFiが使える主なスポットを具体的に紹介していきます。どこでフリーWiFiの利用ができるのか、気になる人はチェックしてみてくださいね!
カフェ・レストラン
カフェやレストランではフリーWiFiの利用ができる場所があります。とくに、全国に店舗を展開している大手では、独自にWiFiを持っている場合が多いです。主に、下記のような場所でフリーWiFiを利用することができます。
- スターバックスコーヒー
- ドトールコーヒー
- コメダ珈琲
- マクドナルド
など
これらのWiFiを使う際、「1回の接続で60分間の利用」などとルールが定められている場合もあるので注意しましょう。長く使用する可能性がある場合は、接続する際にそれぞれの利用条件を確認しておくと安心です。
コンビニ
コンビニでもフリーWiFiを利用することができます。しかし、近年では利用者の減少やコンビ二の回転率が悪くなってしまったために、フリーWiFiを辞めているコンビニがほとんどです。
2023年5月時点では、下記のコンビニが独自でWiFiサービスを提供しています。
- ローソン
- セイコーマート
なお、docomoの「d Wi-Fi」やソフトバンクの「ソフトバンクWi-Fiスポット」などは、店舗によっても異なりますが、コンビニで利用することが可能です。
ホテル
フリーWiFiは多くのホテルでも利用されています。ホテルの場合は、各部屋にWiFiのIDやパスワードが記載されたステッカーなどが設置されていることが多いです。もしWiFiのIDやパスワードがわからないときは、フロントスタッフに尋ねることで教えてもらえます。
ただし、設置されているWiFiが有線LANの場合、無線化するためにはルーターを使用する必要があるので注意しましょう!持ち運びに便利なトラベルルーターなど小型ポータブル無線LANルーターがおすすめです。
公共施設・交通機関
鉄道やバス、空港などの交通機関や、市役所といった公共施設でもフリーWiFiが利用できるスポットがあります。
これらのフリーWiFiは仕事や観光などだけでなく、各自治体が防災対策を目的として整備している地域もあります。災害時には被害情報を発信することで、幹線道路や駅周辺の混乱を未然に防ぐことも可能です。利用できる言語も日本語以外に、英語や中国語などにも対応しているフリーWiFiもあるので、海外の人にも利用しやすいサービスといえますね!
接続前に知っておきたいフリーWiFiの危険性・注意点
フリーWiFiは危険で利用するのは不安だと感じる人もいるのではないでしょうか?フリーWiFiは便利ですが、知識がないまま利用するとセキュリティトラブルの被害に合う可能性もあります。
ここでは、フリーWiFiを接続する前に知っておきたい危険性や注意点について解説していきます。
セキュリティトラブルのリスクがある
フリーWiFiを利用する前に知っておきたいのは、セキュリティトラブルのリスクです。フリーWiFiは、不特定多数の人が無料で利用できるため便利ですが、暗号化されていないフリーWiFiやなりすましのアクセスポイントもあります。
注意してフリーWiFiを利用したつもりでも、データ通信の覗き見や情報漏洩、データの改ざん、不正アクセス、遠隔操作など、様々な被害に合う可能性があるのも事実です。そのため、フリーWiFiを利用する前にセキュリティトラブルのリスクがあることを十分に理解し、適切な対策をしておくことが大切です。
具体的なセキュリティ対策については、後に詳しく解説しているので、フリーWiFiを安全に利用する対策を確認しておきましょう!
接続先によって条件や制限がある
フリーWiFiは、基本的に利用条件や制限があります。例えば、初めてフリーWiFiを利用する場合の多くは、メールやSNSアカウントでの登録が必要です。また、1回の接続で30分や60分など時間制限があり、一度に長時間の利用ができないフリーWiFiがあることも事前に把握しておきたいポイントです!
また、1回の利用時間を過ぎて再接続する際にも回数制限が設けられている場合もあるため、フリーWiFiを使う際は接続先の利用時間や回数を確認しておくことも大切です。
フリーWiFiを安全に使用するための対策
フリーWiFiのセキュリティリスクをできる限り回避し、安全に利用するためにはどうすればよいのか気になる人も多いのではないでしょうか?
ここでは、フリーWiFiを安全に利用するための対策について詳しく解説するので、必ずフリーWiFiを利用する前に熟読しておいてくださいね!
セキュリティソフトを活用する
フリーWiFiの安全性を高める方法として、セキュリティソフトの契約がおすすめです。セキュリティソフトの金額は、契約する会社や台数によっても異なり、数千~数万円程度で利用できます。ソフトによっては無料体験版が用意されているものもあり、自分に合った製品を選ぶことも可能です。
スマホやパソコンにセキュリティソフトを入れておくだけで、盗み見などのリスク対策に繋がります。セキュリティソフトにも種類が多いため、できるだけ信頼性の高いものを選ぶことが大切です。
接続中は個人情報を入力する操作は控える
フリーWiFiを利用する上で、大切なポイントは個人情報を漏洩させないことです。個人情報は盗まれる可能性もありますが、自分でリスクの高い操作をしてしまっている場合も少なくありません。
例えば、フリーWiFiの利用中にクレジットカードで買い物をする、特定のサイトにパスワードを入力してログインするなどが挙げられます。セキュリティにおける被害を避けるためにも、利用中は個人情報を入力する操作を控えることが大切です。
また、SSL通信で保護されているサイト(HTTPS)のみにアクセスすることも重要なので覚えておきましょう!
使わないときはスマホのWiFi機能をオフにしておく
フリーWiFiのセキュリティトラブルを防止する方法として、接続の必要がないときはWiFi機能をオフにしておくことも挙げられます。WiFi機能をオンにしておくと、勝手になりすましのフリーWiFiと接続してしまうリスクも高まります。
スマホの設定画面からWiFi機能をオフにすることができますが、iPhoneの場合はコントロールセンターから手軽にオフに切り替えられます。
フリーWiFiに簡単に接続・スポット検索できるおすすめアプリ
フリーWiFiに自動で接続できるおすすめアプリを紹介していきます!中でも、ポイント交換先が豊富なタウンWiFiは便利でお得です。また、Japan Wi-Fiについても解説しているのでしっかりと違いを確認していきましょう!
タウンWiFi
引用元:App Store
サービス名 | タウンWiFi |
サービスの概要 | サービスの概要 対応スポットにてWiFiに接続してポイントが貯まる |
サービスの特徴 | WiFi以外でも貯まる ・通信量の節約にもつながる |
ポイント交換 | 楽天ポイント ・Pontaポイント ・dポイント ・現金 など |
運営会社 | GMOタウンWiFi株式会社 |
タウンWiFiは1000万ダウンロードを突破しており、テレビCMにも登場している人気のアプリです。アプリをダウンロードし、対象となる飲食店やショッピング施設などのWiFiスポットに一度接続すれば、その後は自動接続してくれます。
アプリ内のマップからWiFiスポットを探せる仕様となっているため、外出先でWiFi接続が必要になった場合でも便利です。
さらに、タウンWiFiでフリーWiFiに接続するとポイントが貯まる仕組みで、貯めたポイントは楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント、現金などに交換が可能です。ポイントはフリーWiFiの接続以外にもタウンWiFi内のミッション、クイズ、ゲームでも獲得できるのでお得にフリーWiFiを活用したい人におすすめです!
Japan Wi-Fi auto-connect
引用元:App Store
サービス名 | Japan Wi-Fi auto-connect |
サービスの概要 | 自動でフリーWiFiに接続できる |
サービスの特徴 | 省電力でサクサク動く ・安心、安全なWiFiにのみ接続できる ・電波の強いWiFiを優先できる |
ポイント交換 | なし |
運営会社 | NTTBP(NTTブロードバンドプラットフォーム) |
Japan Wi-Fi auto-connectは、NTTBPが運営しているフリーWiFiアプリです。アプリに登録するとフリーWiFiに自動で接続してくれます。強みは、提供元がはっきりしている安心・安全なWiFiポイントのみに接続することです。
Android版であれば、より電波の強いフリーWiFiに接続することも可能なので、安定した通信速度を求める人におすすめです。
ただし、タウンWiFiのようなポイント還元がないことは理解しておきましょう。
フリーWiFiに関するよくある質問と回答
最後にフリーWiFiに関してよくある質問について回答していきます!今回は、フリーWiFiに接続できない場合の対処法とフリーWiFiと有料の公衆WiFiサービスの違いを詳しく回答していくので、疑問を解決して公衆のWiFiを利用してみましょう!
フリーWiFiに接続できない場合の対処法は?
フリーWiFiに接続できない場合の対処法は、登録情報のチェックと位置情報の確認です。フリーWiFiのスポットによっては、SNSアカウントやメールアドレスの登録が必要なケースがあります。登録がうまくいっていないことが原因で接続されない可能性もあるため、フリーWiFiに接続できない場合は、登録情報のチェックを試してみましょう。
フリーWiFiの電波を飛ばしている場所と距離が離れていると接続しにくい場合もあります。また、フリーWiFiの電波は障害物、鉄筋コンクリートなどに大きく影響を受け、環境が原因で電波が弱くなることも。
そのため、フリーWiFiに接続できない場合は、移動して場所を変えてみるのもおすすめです。
フリーWiFiと有料の公衆WiFiサービスとの違いは?
フリーWiFiと有料の公衆WiFiサービスの違いは、利用料金、セキュリティの有無、利用制限の有無などです。有料の公衆WiFiサービスは、Wi2など様々な会社が提供しており、料金は月額300~1,000円程度。
有料の公衆WiFiサービスは、フリーWiFiに比べてメリットも多く、セキュリティ面でも万能ではないですが無料よりは情報漏洩のリスクは削減できるでしょう。
また、フリーWiFiでは利用制限がかかるものが多いです。一方、有料の公衆WiFiサービスだと、利用制限がなく快適にWiFiを使えるため、外出先でWiFiを多く利用する人におすすめといえます。
フリーWiFiは安全に使おう!
フリーWiFiは、手軽で無料に使えるので便利ですが、情報漏洩やデータの改ざんなどの被害が発生するリスクもあります。フリーWiFiを安心して利用するためにも、今回紹介したセキュリティトラブルの対策を実践することが大切です!
また、実際にフリーWiFiを利用する際は、WiFiに簡単に接続できるアプリを利用するのがおすすめです。タウンWiFiは、街のWiFiに接続するだけでポイントが貯まり、貯まったポイントは各種ポイントに交換が可能です。フリーWiFiを安全でお得に活用したい人は、ぜひ、タウンWiFiを活用してみてはいかがでしょうか。
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