キャリアの接続サービスも大容量のものが増えてきています。家族での共用、あるいは持ち越しもあるので、これまでほど毎月の使用容量に悩む場面は少なくなったとも言えるのではないでしょうか。しかし、プランによっては毎月数ギガ程度で使用制限のかかるものもあるので、まだまだデータ通信量の節約は大事だということは言うまでもありません。ここでは、iPhone/Android端末を使用してのデータ通信量の節約術を紹介します。
iPhone・Androidで使えるデータ通信量の節約術5選
ネットサーフィンをするブラウザを変える
動作の軽いブラウザというのは、基本的にムダなデータ通信を極力避けているブラウザです。そういった評判の高いブラウザを利用するようにしましょう。
また、ブラウザの設定にリーディングリストを同期/保存するためのデータ通信を行わない設定があるので、それをオフにすることでムダなデータ通信をシャットアウトできます。
メールの画像読み込みをオフ
アプリの設定で「サーバ上の画像を読み込む」をオフにすることで、メールに埋め込まれている画像を表示しません。必要なところ見たい画像はその場でクリックすると見ることができます。また、テキスト表示のみを設定する方法もあります。
動画アプリの画質を制限する
YouTubeなどの動画アプリは、画質設定が「自動設定」になっています。通信速度が速い場合は自動的に高画質で再生してしまうので、かなりの容量を消費してしまいます。そのため、画質を標準あるいは低画質に設定することでデータ通信量を節約することができます。
動画の自動再生をオフ
ブラウザやSNSアプリなどでは、埋め込まれている動画を自動的に再生する設定になっています。それも「自動再生」をオフにすることでデータ通信量を節約することができます。
通信量確認アプリを使って節約を意識
バックグラウンドで、「通信量確認アプリ」を走らせます。事前に容量をいくら使ったら警告が出るようにしておくことができます。さらにリアルタイムで消費量を表示することができるので、データ通信量の節約を日頃から意識することができます。
無料WiFiを使用する
アプリを立ち上げるときは、キャリアの4G接続ではなくWiFi接続でアプリを立ち上げるようにすることでかなりのデータ通信量の節約になります。これがもっとも大きな節約方法です。
iPhoneで使えるデータ通信量の節約術9選
iPhoneの設定で通信量を節約する
[モバイルデータ通信]→[モバイルデータ通信]をオフに
文字通りモバイルデータ通信を切り、Wi-Fiでのみ通信できる状態になります。
※モバイルデータ通信というと聞き馴染みがないかもしれませんが、いわゆる3G・4G・LTEといった通信のことです。
写真を自動でiCloudに同期しない(iOS11をお使いの場合)
[設定]→[写真]→[iCloudフォトライブラリ]をオフに
[設定]→[写真]→[マイフォトストリーム]をオフに
iOS 11にはiPhoneで撮影した写真を自動的にiCloudにアップロードする以下のような機能が備わっています。
- 「iCloudフォトライブラリ」
- 「マイフォトストリーム」
これらの機能がオンになっていると、知らないうちに大量の通信量を消費してしまう可能性があるので注意しましょう。
アプリごとにモバイルデータ通信をオフにする
データ通信量を節約するには、各アプリのモバイルデータ通信量を把握し、たくさん消費するアプリのモバイルデータ通信をオフにするようにします。
Wi-Fiアシストをオフ
Wi-Fiアシストとは、Wi-Fi接続状況が悪いときに自動的にモバイルデータ通信を使用する機能のことです。Wi-Fiで動画を見ていたつもりがモバイルデータ通信に切り替わってしまっていた、といったようなことがなくなります。
音声アシスタントをオフに
[Siriと検索]→[ホームボタンを押してSiriを使用]をオフに
※iOS 10の場合:[Siri]→[Siri]をオフに
音声アシスタントのSiriは通信を行います。したがって、Siri使わないのなら切っておくといいでしょう。
位置情報の利用をオフに
[プライバシー]→[位置情報サービス]の各アプリを「許可しない」に
位置情報はGPSだけでなく、モバイルデータ通信も使用します。ナビアプリといった位置情報が重要なもの以外は、許可を取り消しましょう。
アプリの自動ダウンロードをオフ
iPhoneもAndroidもバックグランドでアプリが走り、自動的にダウンロードしています。そういった自動ダウンロード機能をオフにすることで、データ通信量を節約することができます。
アプリのバックグラウンド更新をオフ
アプリのバックグラウンド更新は全てをオフ、あるいは個別にオフにすることができます。通常はすべてバックグラウンド更新がオンになっているので、必要に応じてオフにしましょう。
尚、iOS11を使用している場合は「Wi-Fiとモバイルデータ通信」「Wi-Fi」「オフ」の3つから選択肢が選べるので、「Wi-Fi」か「オフ」を選ぶと良いでしょう。
マルチタスクで起動しているアプリを終了
一度立ち上げたアプリはそれを閉じただけでは、完全に終了していません。
次の起動を速くするために待機している状態です。そのため若干のデータ通信を消費しているので、端末を再起動するか、個別に終了することで対処します。
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ここまでご紹介した方法をご覧いただいてお分りいただける通り、データ通信量を節約する方法は複数あります。数ある節約術の中でも、最も多くの通信料を節約できる可能性があるのは「フリーWiFiへの接続」です。常にフリーWiFi接続を意識しておくだけでデータ通信量はかなり節約できるでしょう。
そのための強力なアプリが「タウンWiFi」です。常に最適なWiFi接続にしてくれて、ログインなど面倒な操作も自動で行ってくれるタウンWiFiは、データ通信量の節約にも一役買ってくれます。
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