なぜこんなに安くなる?

なぜ携帯電話の料金プランはこんなに安くなる?

なぜ今契約している電話会社のプランよりも、タウンWiFIがおすすめする料金プランの方が安いのでしょうか?

それは、各社様々な金額で様々な品質のサービスを提供しているからです。

ここでの「品質」とは、単に通信速度やつながるエリアの話だけではありません。単純に「安い=質が悪い」ということではないため、タウンWiFiではみなさんの使い方に合わせた必要十分な料金プランをおすすめできるようにしています。

携帯電話会社、料金プランの種類

携帯電話会社はMVNOや格安スマホと呼ばれるような事業者を含めるとたくさんあり、さらに各社とも複数の料金プランを提供しています。大まかに各社のサービスの特徴ごとに分類すると、以下の4つに分類できます。

  • MNO(大手通信4事業者)
  • サブブランド(UQモバイル、ワイモバイル)
  • オンラインブランド(ahamo、povo、LINEMO)
  • MVNO(OCN、IIJ、mineoなど)

詳細は後述しますが、以下のような特徴の差があります。

※説明を簡略化するために各項目概要を記載しています。厳密には価格の違いや記載内容における例外が存在します。

各社、各プランの特徴

ここからは各社、各プランの特徴の詳細についてご紹介します。

【MNO】

概要

MNO(Mobile Network Operator: 移動体通信事業者)とは、具体的にはdocomo、au、SoftBank、楽天モバイルの4ブランドが提供している通信サービスです。通信事業サービスとしては最も提供実績が長く、大半の方が加入しているサービスでもあります。

特徴

  • 価格帯: 3,000〜8,000円(フルサービス提供のため高め)
  • 通信設備: 自社設備(速度も早くエリアも広い)
  • ショップ数: 多数(各ブランドとも全国に数千ショップ展開)
  • 申込: ショップでもオンラインでも可
  • セット端末: 多数(最新機種が多数選べる)

こんな方におすすめ

ショップでのサポート体制や、大容量で安定した通信などを再重視し、価格の安さの優先順位が高い方におすすめです。

iPhoneなど最新の端末がセット購入できるメリットもありますが、現在は端末のみを購入することも可能ですし、iPhoneに関してはAppleストアでの購入も可能です。

【サブブランド】

概要

サブブランドとは、MNOが運営するメインブランドとは別の通信サービスです。具体的にはUQモバイルとワイモバイルの2ブランドを指します。KDDIとソフトバンクが、メインブランドとサブブランドを使い分けて運営しているため、通信設備は基本的には同じものとなります。

特徴

  • 価格帯: 2,000〜4,000円(MNOよりは安いが大容量プランがない)
  • 通信設備: 自社設備(速度、エリアはMNOと同等)
  • ショップ数: 多数(各ブランドとも全国に数千ショップ展開)
  • 申込: ショップでもオンラインでも可
  • セット端末: 多数(MNOより少ない)

こんな方におすすめ

通信速度やエリアは重視しつつも、大容量プランは不要で料金を安くしたいという方におすすめです。何かあった時にはショップでサポートを受けられるので安心です。最新のiPhoneがセットで購入できないというデメリットはありますが、現在メインブランドで使っているiPhoneをそのままサブブランドで使うということもできます。(同一運営会社のメインブランド→サブブランド切替時のみ)

【オンラインブランド】

概要

2021年から登場したこの中では最も新しい通信サービスです。運営会社はMNOであるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社で、それぞれahamo、povo、LINEMOの3ブランドを展開しています。申込やサポートをオンラインに限定することで低価格サービスを実現しています。

特徴

  • 価格帯: 400〜3,000円(安いが大容量プランがない)
  • 通信設備: 自社設備(速度、エリアはMNOと同等)
  • ショップ数: なし(サポートはオンラインのみ)
  • 申込: オンラインのみ
  • セット端末: 多数(最新のiPhoneも購入できるが数は少ない)

こんな方におすすめ

通信速度やエリア、価格は重視しつつも、オンラインでの申込みを自分でできて過剰なサポートは不要と考えている方におすすめです。

【MVNO】

概要

MVNO(Mobile Virtual Network Operator: 仮想移動体通信事業者)とは、MNOから通信設備を借り受けてサービスを提供している事業者です。上述した3つと決定的に異なるのは自社で通信設備を保有していない点で、そのために昼帯など、混み合う時間帯では通信速度が遅くなったりすることがあります。一方で低価格のサービスが多く、サービスの独自性も強いのが特徴です。

特徴

  • 価格帯: 300〜2,000円(安いが大容量プランがない)
  • 通信設備: MNOから借受(エリアはMNOと同等だが速度は低下する時短帯もある)
  • ショップ数: なし(一部あり)
  • 申込: オンライン(一部ショップでも可)
  • セット端末: 少数(セット販売していないところもある)

こんな方におすすめ

とにかく料金を安くしたい方、一般的に混み合う時間帯(12〜13時など)には通信しなかったり、Wi-Fiで通信できる方、ショップのサポートなどは不要という方にはおすすめです。黎明期には玄人向けのサービスが多かったですが、最近では初心者の方でも使いやすいよう、店頭サポートなどが充実しているブランドもあります。

料金プラン選びで大切なこと

多様化する通信サービスは「安かろう悪かろうではない」

ここまで見ていただいておわかりいただけたかと思いますが、これだけたくさんの通信サービスが存在するのは、

  • 高いサービス = 多用なニーズに応えるフルサービス
  • 安いサービス = 過剰提供にならないよう一部を削ぎ落としたサービス

となっており、「サービスとして何を提供するか」が各社によって異なるからです。

自分にとって何が重要なのか、見直してみましょう

通信料金を今よりも安くするには、自分にとって過剰になってしまっているものを見定めることが重要です。タウンWiFiでは、みなさんの通信サービスの利用状況や、重視する点を元にして、必要十分な通信サービスをおすすめしていますが、みなさんでも今一度通信サービスに何を求めるか?を改めて考えてみましょう。